慢性の便秘の症状に悩む方は、薬の助けを借りて便を出すこともあるかと思います。
便秘の症状には個人差がありますので、薬を使用する時には、自分の症状に合ったものを選ぶことが重要になります。
便秘の薬も、多種多様にわたっていますので、できれば市販の薬を使う前に一度病院で診察を受け、自分に合った薬について相談してみるのがいいかと思います。
便秘の症状がそれほど重くない場合、処方される薬としては、酸化マグネシウムが多いようです。
酸化マグネシウムは、腸内に水分を集め、便のかさを増やし、便を軟らかくします。
酸化マグネシウムは習慣性も少なく、便秘の症状により薬の量も増減できるところもメリットのひとつです。
酸化マグネシウムを使っても便秘の症状に改善がみられない場合は、様子をみながら座薬や浣腸、他の薬を併用することもあります。
妊娠すると、黄体ホルモンの関係などから便秘になりやすくなります。
妊婦に処方される薬としても、酸化マグネシウムが多いようです。
酸化マグネシウムは刺激性のない薬になるため、妊娠中の方にも安心して使えるようです。
腸へ刺激を与え、それにより運動を促進させるものだと、陣痛も促進させてしまうこともまれにあるため、注意が必要です。
ただ、酸化マグネシウムに関しても副作用の報告はされておりますので、妊婦への投与はより慎重になる必要はあります。
2005年の4月から2008年の8月までに15例の副作用が報告されており、そのうち2例は死亡が確認されています。
2例の死亡例に関しては、認知症などの他の病気を持った高齢者で、他の薬と併用して長期間投与を受けていた方です。
酸化マグネシウムに限らず、病院で便秘の薬を処方してもらった際には、効果と副作用ついて説明を受け、正しく理解した上で使用するようにしてください。